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メールサーバ設定

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先日、サーバを引っ越ししたのですが、メールの設定をするのをすっかり忘れてました。いまはほどんとgmailでメールを受けているのですが、ちょっとした大人の事情があって未だにドメインで受け取らなければならないメールがいくつかあり、急遽設定を開始。今まではいわゆるWebのホスティングサービスを使ってたので、この手の変更はCPanelあたりからチョチョイのチョイとできたのですが、今回はVPSなので自分で全部やらないといけません。むかーし自分でサーバを立ててた頃の記憶を頼りにいろいろ調べてみました。

とりあえずやりたいことは、ドメイン宛てにうけとったメールをgmailのアカウントにフォワードすること。とりあえず今はドメイン宛てのメールは受け専なのでこれで十分。どうやら一番簡単そうなのはMXレコードをGoogle Appsに向けちゃうことらしいのだけど、もうGoogle Appsの無料版の提供はしてないのよねぇ。終わる前に登録しておけばよかったよ。そんなわけでちょっと面倒ではあるけど、自力でsmtpサーバたててフォワードすることに。

調べたところ、smtpサーバは最近はpostfixってのがいいらしい。もうCFとか書かなくてもいいのねぇ。というわけでとりあえず今お世話になってるdigital oceanにHow Toがあったのでこれを見て設定。余談ですが、digital oceanはすごく情報が豊富でまとまってて助かります。

設定はすんなり終わって、よーしこれで動くだろと思ってテストしてみてもメールがやってくる気配が一向に無し。んー、何が悪いのかねぇと思ってまず思いついたのはMXレコードの設定。digなどをつかってDNSを変更して動作を確認。

よっしゃこれでバッチリだべ、とおもってもう一度テストしてみてもまだ音沙汰なし。んんー、なんじゃろねーとコーヒー飲みながらぼんやり悩むこと30分、困ったら基本に立ち返ってみるべとterminalから直接smtpポート叩いてみたらそのときの雰囲気でなんとなくピンときたのがfirewall。そうだよ、これやんないとだよ。と思ってこの辺見てiptablesを設定。これでようやく、postfixがまともに動き始めました。

ここまできたら、あとはフォワードの設定だけ。この記事が役に立ちました。ポイントは、この記事に書かれているようにvirtualファイルで一度ローカルのアカウントなりaliasで受けてそれをgmailなりに転送することなんだけど、理由がどっか別のところにかいてあったんだけど忘れた。virtualファイルを作成したら忘れずに sudo postmap /etc/postfix/virtual と叩いて変更を反映して完了。無事に動くようになりました。めでたしめでたし。

今回はやらなかったけど、このvirtualってファイルを使うと、複数ドメインをいっぺんに捌けるし、いわゆるcatch allアカウントも簡単にできるとのこと。便利だねぇ。

Written by Kei

September 5th, 2013 at 4:38 am

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