四日間の奇蹟 (浅倉卓弥 宝島社文庫)
四日間の奇蹟 という本を読みました。第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作、らしいのですが、内容はミステリー、というより、普通の小説でした。あぁ、ミステリーな感じがあるといえばあるかな。
金賞をとるだけあって、読ませる力はかなりのもの。分厚い文庫でしたが、一日で読んじゃいました。内容的には、う~ん、まぁまぁ、かな。テーマはちょっと重苦しかったりするのですが、読んだあとには結構すがすがしい気持ちになれます。そのあたりがきっと評価されたのでしょう。そういう意味では、秀逸な作品といえるかもしれません。
この作品、映画化されているみたいですね。見てみたいような、見てみたくないような。どうなんでしょうねぇ…