diary

家守綺譚 (梨木 香歩 新潮文庫)

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西の魔女が死んだの著者の連作短編集です。ちょっと昔の日本が舞台の、ちょっと変わったお話。一話一話がとても短くて、しかも切れがいいので、寝る前とかにちょっと読むのに最適です。

読みながら頭の中に描かれた情景は、漫画で言うと蟲師みたいな感じ。日本で生まれ育たないと、この雰囲気はちょっと理解するのが難しいんじゃないかな〜、という風景描写や季節感がとても心地良いです。どの国にもその国の言葉で描かれる独特の風景というのがあるのだろうけど、日本で育った私はやっぱりこういうのが一番グッとくるなぁあたりまえだけど、なんて思いながら読みました。

Written by Kei

January 5th, 2013 at 11:00 am

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