diary

皆様、あけましてオメデトウございます。今年もよろしくお願いします～。

アメリカは、基本的に日本ほどに年越しとか新年に関してみんな大きな感慨とか持っているわけでもなく、単に元旦は大晦日の続き、という雰囲気です。年越しが大きな意味を持つと育てられてきた日本人のワタシとしては、ちょっとさみしいところです。そうそう、年末大掃除、という習慣もありません。(アメリカで大掃除は普通春、Spring Cleaning といって、衣替えと一緒にやるのが一般的だとか、とても合理的) アメリカの新年でめぼしいイベントといったら、NY のタイムズスクエアでのカウントダウン、あちこちの主要都市でのしょぼい花火 (花火は独立記念日＝7/4 がやはり一番派手)、そして、元旦のフットボール中継(Rose Bowl) 、などでしょうか。

アメリカ人にとって、一年で一番大きな節目はクリスマスです。クリスマス電飾合戦でも紹介したとおり、アメリカ人のクリスマスにかける執念は並々ならぬものがあります。人々はみな家を飾り立て、プレゼントやクリスマスカードを贈りまくり、教会で賛美歌を歌うわけです。教会はこの時期、劇を催したりと一番活気に溢れ、年間の売り上げの約半分を12月にあげると言われているデパート業界は、どこも必死にクリスマスセールを展開します。ラジオでは12月はどこもクリスマスソングがずーっと、信じられないかもしれませんが、ホントにクリスマスソングばっかりずーっとかかります。クリスマス当日は、ほとんどの店は閉店です。クリスマスに働くなんて考えられない、なんでしょう。この時期は学校も休みになるので、特に、子供を持つ親達はこの時期こぞって休みを取ります。クリスマスは子供と過ごすのが当然なのでしょう。かなりの人が休みを取るので、会社は開店休業状態になります。いわゆる「クリスマス進行」です。「クリスマス近いし人いないから今週ミーティングは無しね～」という言い訳が平然とまかり通ります。どうでしょう、この特別感、なんとなく、日本の元旦、と似てると思いませんか?

10月の Halloween から、Thanksgiving、Christmas、New year と続いてきた、アメリカのホリデーシーズンもようやくこれで打ち止めです。来週からは、みんな徐々に通常モードに入ります。