diary

ともさんが来年にはお店をたたむと言い出しました。いつ、とかは具体的には決まってないそうですが、来年内なのは確実ということです。と、いうことは、クリスマスディナーはこれが最後、ということになります。年末は何かと物入りなので、クリスマスは見合わせようと思っていたのですが、それを聞いたら行かないわけにはいきません。ということで、12/23 に行ってきました。

海の幸のミルフィーユ仕立て。キウイ、活け締めのタイ、こぶ締めのヒラメ、海草、ウニ、甘エビなどを重ね、キウイとバルサミコと香草のソース、わさび味のとびこなどで仕上げ。縦に切って、幾層もまとめていっぺんに口の中に放り込むと、なんとも美味。よくぞこの組み合わせ! という感じです。

フォアグラ大根。写真では大根見えませんが、下にある大根は、鶏がらなどで4-5時間煮てあるそうで、きれいに茶色に染まってました。絶品。

ロブスターとダンジョネスクラブ。カリフラワーのクリーム、オクラ、キャビア、シェリー酒風味のコンャ≠ﾌゼリー。カリフラワーのクリームって多分初めてです。カリフラワーのほのかな香りと、クリームの絶妙な味が、ロブスターやカニとよく合います。コンャ≠ﾌゼリーも、それだけでご飯何杯でもいけそうな味です。

野生のサーモン、きのこ、野菜のパイ包み。ヒラメの骨とロブスターのソース。パイの中は、サーモンときのこと野菜かミンチになって入ってます。このミックス加減がなんとも絶妙。それにさくさくのパイ生地と、ともさんお得意のソースとを合わせて食べる… スバラシイの一言。もちろん、ソースはパンできれいにすくいとってきれいに全部食べたのは言うまでもありません。

この日のメインはチョイスがありました。これは、鶏に野菜を詰めてオーブンで焼いたもの。ソースは、仔牛のダシ、鶏のダシ、マデラ酒で作ったソース。

もう一つのメイン、和牛ステーキ、じゃかいもと粒辛子のソース。ワタシが常日頃、「和牛食べたい和牛食べたい」といってたのがなんと通りました 🙂 やわらかくておいしかったです。粒辛子のソースもお肉によく合ってました。

デザートは、洋ナシ、イチゴ、木イチゴのミルフィーユ。これも、「ババロアでもフランでもいいけど、クリスマスのデザートはやっぱりミルフィーユじゃない～?」と事前にワタシが散々駄々こねて作ってもらったものです。しかし、これは、駄々こねた甲斐があった! これまで食べた中で、多分一番おいしいデザートだと思います。生クリームからソースからパイから、何から何までおいしかった!

いや～、食った食った。おいしいものだけでお腹を一杯にすることほど、シアワセなことはないです。

Brasserie Tomo
140 W 25th Ave
San Mateo, CA 94403 USA
(650) 578-0880