鹿男あをによし(万城目学 幻冬舎)
奈良の女子高で急に教鞭を取ることになった主人公が、ポッキーが大好きな雌鹿にいきなり話しかけられて、お願いごとをされるというのんびりとしたゆるい雰囲気のファンタジー小説。テレビドラマにもなったので、名前くらいは知っている人も多いかと思います。読みやすい文体で、引っぱられるようにあっという間に読み終わりました。なかなか面白かったです。奈良の歴史うんちくが嫌みにならない程度にちりばめられているのが個人的にはツボだったかな。
読み終わった後テレビドラマの1話を見てみたのですが、やっぱり本の方が面白いなぁと思いました。ただ、ヒロインの女の子がワタシのイメージにピッタリだったのはびっくりでした。時間があったら続き見てみようと思います。
ちなみに、ワタシはドラマ→原作はほとんどありません。ドラマを先に見ちゃうと、どうしても読んでいるとその役者さんたちを思い浮かべちゃうので。