夜は短し歩けよ乙女 (森見 登美彦 角川書店)
めぐちんが新しくできたRedwood Cityの図書館で借りてきてくれた本です。こんな新しくてきれいなハードカバーの日本語の本があるなんて、日本人の図書館員がいるのかしら? どう見ても新書なんですけど… なんてすばらしいんだRedwood Cityの図書館! でもあえて人に宣伝するのはやめておこう、競争率あがりそうだから。みんな、あの図書館には行かないようにw
この本、実はどっかで書評を見て面白そうだなぁと思っていたんですよね。そしたら、偶然めぐちんが借りてきてくれた数冊の本の中にありました。すばらしい、ありがとうめぐちん。男の子が女の子に一目惚れして、あれやこれやで彼女の気を引こうとするまあ話としてはよくある話なのですが、特徴のある文体と、日常的なストーリーかと思いきやなんかファンタジックな展開だったりする不思議な感じとが面白い本でした。
ちょっと癖がある感じの文章なので、好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。大正ロマンぽいものとか妖怪奇譚とかが好きな人ならツボにはまるかもしれません。それから、京都が舞台なので、京都に詳しい人が読んだらまた違った感じかも知れませんね。
いやー、あの図書館ヤバいくらい本がきれいで新作揃いですよね。もしかしたら日本人のスタッフがいるのかもしれませんねー。
hidekoji
12 Jan 09 at 9:41 am edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
日本人スタッフ、いそうですよね。
なるべくみんなには内緒にしましょうw
kei
15 Jan 09 at 3:54 am edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>