diary

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (海部 美知 アスキー新書)

with one comment

著者の方から、直接サイン入りで購入しましたw

海外で暮らすことのメリットって何? とたまに聞かれるのですが、そのときワタシはだいたい「日本の中からは見えなかったことが見えてくる」と答えます。日本では当たり前だったことが、日本の外では全然当たり前じゃなかったり、また逆だったり、ということが、海外に住んでいるとたくさん見えてきます。

じゃあ、具体的にどんなとこ? と聞かれると、なんとなく漠然とそう感じているだけのワタシは的確な返答に困るのですが、この本には、ワタシの言いたかったことが、著者の経験と豊富なデータにもとづいたワタシより遥かに深い洞察のもとに見事に描かれています。どのトピックも、うんうんそうそうとうなずけるものばかりです。著者の提唱する「ゆるやかな開国」案は、とても現実的でいいアイデアだと思います。

日本に住んでいると、自分では注意しているつもりでも見えてないことって結構あると思います。ワタシもそうでした。日本以外に住んだことが無い方で、そういうことに危機感を覚えたことがある方には、ぜひお薦めしたい本です。あぁ〜、日本は外から見るとこんな感じなんだ〜、というのがきっとわかると思います。

Written by Kei

April 26th, 2008 at 8:01 pm

Posted in Book

One Response to 'パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (海部 美知 アスキー新書)'

Subscribe to comments with RSS or TrackBack to 'パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (海部 美知 アスキー新書)'.

  1. […] パラダイス鎖国を読んで「あぁ、そうそう」と、思ったこと。それはノコギリの歯のこと。 […]

Leave a Reply