diary

若者はなぜ3年で辞めるのか? (城 繁幸 光文社)

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日本で本屋でふと見かけて、面白そうで思わず手にとってしまった一冊。特に目新しい内容はないんだけど、上手く整理されていて、あぁ、なるほど、と気持ちよく読めました。

ワタシは幸いなことに日本とアメリカの両方で働いたことがあるので、このあたりの日本とアメリカのギャップを目の当たりにしているし、日本のイビツさも感じることができます。普通に日本にいたら、どう較べたらいいかすらわからないようなことを、日本とアメリカ、両方を較べることで、両方とも客観的に見ることができるようになった、ということが、ワタシがアメリカに来てよかったと思うことの一つです。ワタシがあのままずっと日本で働き続けてたら、果たしてここまできっちり見えていたかどうか、そして、アクションを起こせたかどうか…。日本にいながら、ここまで状況が分析できている筆者は、やっぱりコンサルタントという仕事をしているヒトならでは、と感じました。

少々、冗長なかんじのところもありますが、割とぐいぐいと読めちゃう本です。面白いですよ。

Written by Kei

December 11th, 2006 at 9:56 pm

Posted in Book

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