Androidで日本語の本を読む
仕事で使うはずのNexus 7がなぜかよく家にいたりする今日この頃。せっかくだからiPadより一回り小さいこのサイズだからこそできることを試そうと思い、このサイズならやっぱ読書だろう、ということで、とりあえずEPUBを読めるリーダーをいくつか試してみました。(iPad miniを買えばいいじゃないかという声はとりあえずここでは黙殺)
とりあえず、窓の杜さんにいい記事が乗っていたので、ここにある「Aldiko Book Reader」「FBReader」「Moon+ Reader」「CopperReader」「Himawari Reader」を片っ端から試してみました。詳細や違いなどは記事の方がすばらしくよくできているのでそちらを参考にしていただくことにして、とりあえず個人的にはCopperReaderの圧勝でした。
まあ何が素晴らしいって、このCopperReaderはIPAフォントという日本語フォントを最初からバンドルしているのです。フォントがきれいで読みやすい、っていうのは、特に小説なんかを読むときには看過できないことだと思うのですよ。システムの中華フォントを置き換えれば他のリーダーのフォントもましになりそうな気がしたのだけど、なんでもそれをやるにはrootになんないといけなくて、手順が細かいのと、それやると保証がうんぬんっていうのを見てめんどくさくて投げました。
とりあえずこれだけでもう完全一択状態なんですが、さらにCopperReaderは縦書にも対応していて、青空文庫で小説をEPUBでダウンロードして読んでみると、かなり実物の本を読む感覚に近くて実によろしいです。唯一気になるのは、ルビのある行が無い行にくらべて行間が若干広くなってしまうことなんですが、まあこんなのは、読みやすいフォント+縦書サポートの素晴らしさに比べたら実に瑣末な問題です。
CopperReaderのサイトはこちらです。素晴らしいソフトを提供してくれて、ありがとうございます。