diary

プリンセス・トヨトミ (万城目 学 文春文庫)

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鴨川ホルモー鹿男あをによしの著者の本です。文庫になってたので買ってみました。

大雑把に言うと、大阪に隠された大きな謎に、会計検査院が迫る、っちゅー話なのです。その謎がスケールがアホらしいほどでかくて笑えるのですが、話としてはなんとなく破綻してる感じは無いので、呆れることなく最後まで楽しく読めます。分厚い本ですが、読み始めたらあっという間に読み終わりました。すばらしいエンターテイメント作品だと思います。個人的には、事後談がしつこいくらいきちんとされていて、気になることがすべてすっきりした感じがとてもよかったです。

文庫の帯に映画化、と書いてありました。話のスケールからしたら、うまく映像にできたらかなり面白いと思います。それから、綾瀬はるかの写真がありました。たぶん、検査院の女性の役をやるんだと思いますが、だとしたら、これはだいぶ自分のイメージから離れてるなぁ。

Written by Kei

May 31st, 2011 at 6:59 pm

Posted in Book

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