diary

2008 Europe Day8 : Paris

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パリで泊まったのはCitadinesというキッチン付きのホテルでした。キッチンには何でも一通り揃っているので便利。

時差にもようやく慣れてきて、この日はのんびり朝寝。お昼前に起きて、おなか減ったので、めぐちんの持ってきたおいしそうなレストランの載っている本を頼りに、まずランチ食べにいきました。

目当てのお店 La Robe et le Palais はホテルから徒歩で数分。こじんまりとしていい感じだったので、飛び込んでみました。

黒板に書かれた今日のランチのメニューはやっぱりフランス語。さっぱりわかりません。すると、かわいい女性の店員さんが、ぎこちない英語でいろいろと説明してくれました。

トマトとモッツアレラのサラダ。今まで食べてたトマトとモッツアレラのサラダはニセモノだったんじゃないかと思えるくらい美味しかった。

なんとか豆の冷製スープ。なんだっけな? とにかくウマかった。

白身魚のパイ、ラタトゥイユそえ。ソースが皿持ち上げてなめ回したいくらい絶品。

鶏肉のパスタ。やわらかで繊細な味付け。

チェリーのシロップ漬けにカシスのアイスクリーム。チェリーはとても甘くて美味しかったのですが、いくらチェリーが好きなワタシでも、こんなにたくさんはさすがに食えませんでした。

「ポルトガルの食べ物は確かに美味しかった、が、その多くは素材を生かした料理で、どちらかというと味付けはシンプル。しかし、こいつらフランス人は、食材をどうやって調理して食ったらウマいかというのを知っている。」というのをまざまざと感じたフランス一発目のまともな食事でした。しかし、ランチなのにこのレベル、おそるべしフランス。

お昼ご飯に大満足して、腹ごなしがてらとりあえずセーヌ川見に行こう、ってことでセーヌ川へ。

それにしてもパリの町ってのは、どの建物にもとても趣があります。

ポンヌフ(Pont Neuf)。セーヌ川にかかる一番古い橋だそうです。このポンヌフって言葉の響きがとてもかわいらしかったので、橋を渡っているときポンヌフポンヌフ連呼してました。これ、万世橋を「万世橋万世橋」っていいながら渡っているようなもの。端から見たらかなり危ない人

橋を渡ってちょっと歩くと、建物の切れ間から、明らかにまわりの建物とは違うオーラを発している建築物が見えました。あぁ、これがあの有名なノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)か。どうりで。

参観の行列があまりに長かったので「近所だし、またくればいいよね」とここは一時撤退。そして、今日のメインであるルーブル美術館(Musee de Louvre)へ。これまでの飛行機、電車での移動や、ホテルでの空き時間などを利用して2人とも既にこの時点で「ダ・ビンチ・コード」を読破していたので、ルーブルに近づくに連れてテンションがいやがおうにも高まります。

入り口前にはガラス張りのピラミッドが。本に書いてある通りだ!

やはり気になるのはモナ・リザ (Mona Lisa, 正式名称はLa Joconde)。さすがに目玉だけあって、あちこちに「モナ・リザはこちら」の看板があります。看板をたどっていくと、その先には黒山の人だかり。そして…

これがモナ・リザか〜、ってちっさ! 確かに、ガラスのケースに収まってます。ソニエールはあれにメッセージを書いたのね。納得。

それにしても、この見学者の数、凄まじいものがあります。入れ替わり立ち替わり、常にこの状態ってのがスゴイ。

あと、ニケやらミロのビーナスやらいろいろと見たのですが、そんなのは見飽きていると思うので、個人的にピンと来たのをいくつかご紹介。

「あ、ひらめいた!」

いい顔して弾いてるねっ 🙂

ハムラビ法典。目には目を、ってやつね。

いま生きてたら間違いなくメタル界の貴公子と呼ばれているであろうイケメン。

ケルビ捕まえた! (ゲームネタですんません)

逆さピラミッドはいったいどこにあるんだろう? と思ってウロウロしてたら、どうやら美術館の中ではないらしいということに気づく。そっか、どうりで見つからないわけだ。いったん中央広場に戻ってまっすぐ地下道を逆さピラミッド目指して歩いていくと…

あった! 確かに、大きな逆さピラミッドの下に、小さなピラミッドがある! これ以上書くと「ダ・ビンチ・コード」のネタばれになってしまうので、気になる人はぜひ本読んでみてください。結構面白いです。

散々歩き回って見倒して、いい加減疲れたのでルーブル美術館を後にしました。それにしてもこの美術館でかすぎ。まともに見たら1週間はかかるというのも納得です。

お昼ご飯を結構遅めに、しかもたくさん食べたので、夜は部屋で適当に食べるかねぇせっかくキッチンあるし、という話になり、帰りに近くのスーパーマーケットにいって食料品をしこたま仕入れ、夕飯は部屋で野菜中心のご飯にしました。もちろん、飲み物はフランスワイン。

スーパーで買った安物なのに、ちゃんとフランスワインの味がする、さすが 🙂

Written by Kei

July 18th, 2008 at 6:43 am

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4 Responses to '2008 Europe Day8 : Paris'

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  1. キッチン付きのホテルってどうやって探すの?
    皿とかスプーンとかあるの?
    スーパー好きのオイラとしては気になる。
    いつもナイフとか無くて苦労するのよね。

    しげお

    7 Aug 08 at 3:42 am

  2. 普通にwebで探したと思うんだけど…
    ホテル担当はめぐちんなので、きっとめぐちんが教えてくれると思います。

    kei

    7 Aug 08 at 6:47 am

  3. 皿とかスプーンどころか、食器全般、鍋やフライパン、
    電子レンジとコンロと冷蔵庫とシンクと食洗器もあります。
    物件によって多少の差異はあると思うけど。

    Apartment Hotel とか Apart-hotelとか、色々な言い方があるけど、
    検索結果のホテル一覧が出た後、絞込条件でそういうタイプを選べます。
    例えばhotels.comなら、上メニューのProperty Typeで
    ’Vacation Home or Condo’を選ぶとそういうホテルに絞られる。
    expedia.comでは、左メニューのHotel Typeで’Condos’を選ぶ。
    今回よく見てたbooking.comは、左メニューのProperty Typeに
    ‘Apartment’っていうのがあります。

    他にはAmenityの絞込み欄に’Kitchen/Kitchenette’とか、
    ‘Self-Catering’って書いてあったサイトもあった。

    色々見て、最終的にはパリではあるチェーン系列が多かったので、
    そのサイトで直接取りました。一番安かった。
    http://www.citadines.com/

    他にも直前でなければ、普通のアパートの部屋貸しを
    管理している会社とかも結構あったよ。日本のでも現地のでも。
    メール対応がほとんどなので、前日だとだめだったんだよね。
    (そして大抵前夜に次の日のホテルを探していた…。)
    ぐぐると結構出てくるよ。

    http://www.jsbfrance.com/list.php
    ここは結構前から見てたんだけど、条件が合わずに諦めました。残念。
    セーヌ川沿いのノートルダムの見えるアパートに泊まりたかった…ぬふ。

    10日以上の旅行だと、大抵胃が疲れて部屋で食事したくなる、
    野菜が食べたくなる、洗濯をしたくなる、となるので、
    そういうところを1週間目当たりに入れると楽だと思うんだ。
    楽しいし、中々癒されるよ~。

    Meg

    7 Aug 08 at 8:15 pm

  4. なるほどー。そういう絞り込みをするのね。

    東欧とかだとちょっと不安だけど、イタリアとかスペインなら
    そういう宿泊がよさそうだ。
    いつかチャレンジしてみるです。だんけ。

    しげお

    7 Aug 08 at 11:08 pm

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