diary

死神の精度 (伊坂幸太郎 文春文庫)

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死神、というキーワードがなぜか気になって、サンフランシスコの紀伊国屋で思わず買いました。

人の生き死にには興味ないが、仕事には割と誠実、音楽が大好き、という、人間とはまったく別次元の生き物ながら、なんとなく人間くさい死神が主人公の連作短編集です。短編は全6編。どの短編もキレがあり、展開もそれぞれユニークでとても面白く、最初から最後まで一気に読んでしまいました。これは最近読んだ小説の中では、なかなかのヒットです。とにかく、主人公の死神がイイ味だしてます。おすすめです。

文庫の帯に映画化されると書いてありました。金城武主演だそうです。ワタシ的には小説の死神のイメージと結構近いと思うので、ちょっと映画も気になります。

Written by Kei

April 7th, 2008 at 8:13 am

Posted in Book

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