diary

プリズンホテル (浅田次郎 集英社文庫)

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ヤクザ任侠団体専用のホテルで織り成される数々の笑いと涙のストーリー。傑作コメディです。浅田次郎の初期の代表作シリーズ。文庫全4冊。

「僕」の視点が木戸孝之介という小説家なので、主人公は一応、この人なんでしょう。それにしても、この小説家の叔父で、ヤクザホテルのオーナーの仲蔵親分をはじめ、オーナー、番頭、女将、バーテン、板前… とにかくまわりのキャラが立ちまくってて、読んでいてとても楽しいです。読み終わっちゃうのがちょっと寂しくなるくらい、面白い本でした。浅田さんは、大河ドラマ的なものよりも、こういうコメディのほうが向いているような気がしてなりません。

Written by Kei

December 7th, 2007 at 8:27 am

Posted in Book

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