diary

2008 Europe Day1 : Lisbon

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今をさかのぼることもう10数年前、高校生のとき地理の授業で、ユーラシア大陸最西端にあるロカ岬には「ここに地終わり海始まる」という碑が立っている、という話を聞きました。あぁ、それはぜひ一度行って見てみたいな〜、と、そのときからずっと思ってました。

そこへきて最近「魔女の宅急便の舞台となった町のモデルはどうやらリスボンらしい」「ポートワインは実はポルトガルで作られたものしかそう呼ばれないらしい」「沢木耕太郎の深夜特急のポルトガルのあたりの話はよかった」「ポルトガル語学科だったからポルくんらしい」なんていう情報がタタタタッと重なって自分の中に入ってきて、「あぁ、これはひょっとしたらポルトガルに行けというお告げなんじゃないか」と、いつしか思うようになってました。

そして今年、ようやくそのチャンスがめぐってきました。今回のヨーロッパ行きの主な目的はこんな感じ。

  • ロカ岬で地の果てを見る
  • リスボン市街をほうきにまたがって飛ぶ
  • ポルトでポートワインを飲む
  • ジュネーブにいる高校の同級生に会う

飛行機のチケットは open jaw (発着地が違うチケット)で、行きはリスボン着、帰りはパリ発、というものを取ったので、ならばせっかくだから、これに加えてパリにもよっておいしいものを食べよう、ということになりました。今回は、居たいところに居たいだけいよう、ということで、出発前に、サンフランシスコから行き帰りの飛行機、ポルトからジュネーブへの飛行機、そしてリスボンでのホテルだけを決めました。

7/10 Air Franceでパリ(Paris)経由でリスボン(Lisboa)へ。せっかくパリへ行くのだからと、飛行機の中で「ダ・ビンチ・コード」を読んでたらあっという間に到着。外はあいにくの曇り空。

空港から乗り合いバスでリスボン市街へ。リベルダーデ(Liberdade)通りにあるホテル Heritage Lisboa にチェックイン。夕飯は、フロントのお兄さんのお勧めでバイロ・アルト(Bairro Alto)地区にある Lisboa Noite というレストランへ。坂の街リスボンを、ケーブルカーに乗って一路レストランへ向かいます。

このケーブルカー、街のあちこちにあって、距離はたかだか2ブロック分くらいなんだけど、勾配がとてもきついところを上ってくれるので乗る価値十分にありです。レストランに無事到着。

さー、食うぜー!

トマトとモッツアレラのサラダ。まあ、よくあるサラダ。

魚介のスープ。トマト風味でエビとか入ってました。

タコとポテトの炒め物。ポルトガルではタコが結構一般的な食材。アメリカではあまり食べれないだけにたくさん食べておきたいところ。柔らかくてとてもおいしいです。

バカリャウ.コン.ナタ(干し鱈のグラタン)。この干し鱈(バカリャウ)という食材、なんでも、365通りのレシピがあり、1年違うレシピで食べることができる、といわれているくらいポルトガルではポピュラーなものらしいです。ほどよい塩気と鱈のうまみがたまりません。

おいしいものでお腹いっぱいになり、大満足でホテルに帰還。長い初日が終了しました。

Written by Kei

July 10th, 2008 at 6:19 am

Posted in Travel

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