diary

今日 9/27 に、iPhone の Firmware 1.1.1 のリリースがありました。予想通り、3rd party software が動かなくなったり、Unlock した iPhone が動かなくなったり、と、いろんな混乱があったようです。

それはさておき、firmware 1.1.1 といえば、iPod Touch で使われている firmware と同じバージョン、となると、日本語がいよいよ iPhone でも打てるようになるのではないか? という期待が高まります。さっそく、試してみました。

落ち着くまでは余計なアプリケーションのインストールや Unlock はやめよう、という当初の計画が功を奏し、firmware のアップグレードはあっさり完了。さっそく、日本語の入力をしてみようと、とりあえず Safari を開いて朝日新聞の Webサイトへ直行… 検索窓を開くと… おお、日本語入力モード!

とりあえず sa とタイプしたら、候補がたくさんでてきました。日本の携帯のような感じの入力方法です。多分、使っていくうちに日本の携帯のように先読みの精度があがっていくんじゃないかな? と思います。

はて、でもこれ、どういう条件で日本語入力モードがオンになるんだろう? なんでいきなり日本語入力モードになったんだろう? 日本語のページだから? ちょっと気になったので、簡単なページを作って調べてみました。

1. langが英語(en) でcharset が日本語 (Shift_JIS)
2. langが英語(en) でcharset が日本語 (EUC-JP)
3. langが日本語(ja) でcharset が日本語 (Shift_JIS)
4. langが日本語(ja) でcharset が日本語 (UTF-8)

この条件で、日本語入力モードが発動するのは、3. と 4. のケース でした。つまり、まとめるとこんな感じ。

• HTML の lang が日本語(ja) のときのみ、日本語入力モードが発動。
• HTML の charset による日本語コンテンツの自動判別は無い。

たしかに、Asahi.com の HTML には、ちゃんと lang=ja が設定されていました。iPhone から日本語の入力を受け付けたいサイトは、この lang の設定をきちんとする必要がありそうですね。

それから、一度日本語入力モードが起動しちゃうと、英語のサイトに行くまで、ずっとそのモードが有効になるみたいです。URL 打ちたいのに日本語変換が出てくるのは、ちょっとうっとおしい感じ。それから、入力モードはキャッシュの影響も受けるらしい、との報告もありました。

メールのほうは、ちょっといじった感じでは日本語入力モードが出せませんでした。Setting のところにも、特に日本語入力に関する項目は見つからず。入力ができるようになった! というのは、とりあえずものすごい進歩なのですが、ん～、もう一押しほしいところです。次のアップデートに期待したいところですね。