diary

煙突の上にハイヒール (小川 一水 光文社文庫)

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たぶん、どなたかのmoving saleで貰ったか買ってきたかした本。

短編5つが入っていて、そのうち4つが、あと10年20年したらこんな感じで実用化して普及するんじゃないか、というテクノロジー/ガジェットとテーマにした作品です。テクノロジーの説明が多かった気がするのですが、読んでいてい技術的に破綻した感じが全然なかったのが気持ちよかったです。とここまで書いておいて、一番面白かったのは実は最後のテクノロジーあんま関係ない話でしたw 話はどれも読みやすくて、寝る前にちょっと読むのにいい感じです。

この著者の作品ははじめて読んだのですが、調べてみたら宇宙モノの本格的なSFなどを多く書かれている方らしいです。こういったテクノロジー絡みの話がこなれている印象を受けたのも納得です。機会があれば、別の作品も読んでみようと思います。

Written by Kei

January 7th, 2017 at 8:13 am

Posted in Book

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