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試合中にスティックを渡す

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今日、Sharksのプレイオフを見てたら、スティックを持っていないディフェンスに、オフェンスの人が自分のスティックを投げて渡すプレイがありました。こういう状況ってあまり起こらないので知らない人も多いかもしれませんが、これ、ルール違反でもなんでもなくて、むしろ、これが正しいプレイなのです。

ホッケーではスティックを持つべき優先順位ってのがあって、基本的にはどんな状況でもゴーリー>ディフェンス>オフェンスです。試合を気をつけて見ていると、スティックを落としたゴーリーにディフェンスマンが自分のスティックを渡す、というシーンはたまに見ることができます。今回のようにオフェンスがディフェンスに渡すというのは実際にはあまり無いですが、これも優先順位にのっとった、実に理にかなったプレイなのです。

でも、実際に試合をしてると、お互いがちゃんと意識してないと、なかなかこうすんなりと渡すことはできないものです。しかも、普通は手渡しなのですが、この動画のケースは投げて渡す以外は間に合わない、という状況で投げる方は当然のごとく投げ、受け取る方も当然のごとく受け取ってます。実にかっこいい。いや〜、さすがはプロです。

Written by Kei

May 16th, 2011 at 12:04 am

Posted in Hockey

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