diary

新世界より(貴志 祐介 講談社)

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先日ちょっと体調崩してて家で寝てたのですが、ベッドの上であまりに暇だったので思わず手に取ってしまったのが運の尽き、とまらなくて朝4時までかかって一気に分厚い上下巻読んじゃいましたよ。人々が呪力とよばれる超能力のような力を持っている、ちょっと未来の日本を舞台にした話です。呪力という部分以外の設定がかなり現実的で、それがストーリーをとてもリアルにしているあたりがうまいなぁと感じました。ホラーっぽい要素が多くて、ちょっとグロい表現も多く、そのあたりは好き嫌いが分かれそうな気がします。第29回日本SF大賞受賞作品だそうです。なるほど、このひき込まれ方も納得です。

この本を読んで「Ergo Proxy」というアニメを思いだしました。ストーリーは全然違うんだけど、なんとなく似た世界観があります。

Written by Kei

March 7th, 2009 at 9:04 pm

Posted in Book

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