ガソリンの入れ方

オレゴン州やニュージャージ州などのいくつかの州では、ガソリンスタンドに勤めている人しか給油の作業をしてはいけない、という州の法律があり、この場合はスタンドの人が給油をしてくれるのですが、それ以外の州では、基本的に、自分で自分の車にガソリンを入れなくてはなりません。日本でもセルフ給油、というガソリンスタンドが増えてきましたが、まだまだ、自分では入れ方がわからない人も多いのではないかと思います。ガソリンスタンドによっては、「Full Service」と書いてある給油機があり、ここに車を停めると、中から人が出てきて給油してくれるのですが、この場合はガソリンの単価が割高になりま す。ガソリンの入れ方なんて、一度わかれば誰でも簡単にできるので、ここに紹介します。


まず、車を給油機の横に停めます。どちら側に給油口があるか、確認しておきましょう。停めたら、車の給油口を開けます。

img_0182.jpg

ガソリンは基本的に先払いです。現金、クレジットカードなどが使えます。ここでは、クレジットカードを使う場合について説明します。クレジットカードを、給油機に差し込み、すぐに引き抜きます。

img_0183.jpg

現金の場合は、その給油機の番号を覚えて店の人のところまで行き、「いくら分を何番給油機に」と言います。例えば、20ドル分のガソリンを入れたいときは「20 dollars on number2 (2番機に20ドル分)」 といいます。

給油機によっては、確認のために、クレジットカードの所持者の郵便番号を聞いてくることがあります。タッチパッドで入力します。

img_0184.jpg

ノズルをとります。ノズルの下の引っ掛ける部分を、上に持ち上げる必要がある場合もあります。

img_0185.jpg

入れたいガソリンの種類を選びます。大抵は、87、89、91 の3種類があります。これはオクタン価で、数字が大きいほうがいいガソリンです。

img_0186.jpg

Premium のみしか入れてはいけない、という一部の車(主にスポーツカー)を除いては、どの種類のガソリンを入れても問題ありません。いいガソリンを入れたほうがエンジンのまわりがいい、という人もいますが、サーキットで全開走行するのでなければ、どれをいれても大差ないと思います。

ちなみに、日本のレギュラーガソリンは、こちらの Premium ガソリン (91) よりも基本的にオクタン価が高い(=良質)です。そのため、アメリカに輸出されている日本製の車は、アメリカの低いオクタン価にあわせてチューニングされています。同じ車種でも、アメリカで販売されている車のほうが馬力が少なかったりするのはこのためです。

ノズルを車の給油口に差し込み、レバーを握ります。レバーを握ると、ガソリンが流れはじめます。

img_0189.jpg

大抵のノズルにはストッパーがついていて(写真指先の銀色の金具です) 、これを引っ掛けると、レバーを引きっぱなしにすることができます。つまり、これを使うと、自分でずっと握ってなくてもいいわけです。ガソリンがいっぱいになると、自動的に給油が止まります。

img_0188.jpg

給油が終わったら、ノズルを元の位置に戻します。すると、画面に「レシートがいるか?」と出てきます。必要だったら Yes を押します。

img_0190.jpg

レシートが出てくるので、とります。

img_0191.jpg

給油完了です。車の給油口を閉めるのを忘れないでください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です