アメリカの国立公園

アメリカにはたくさんの国立公園(National Park)があります。グランドキャニオン、イエローストーン、ヨセミテ、など、世界遺産にも登録されている有名なものが数多くあります。

アメリカの国立公園はどこも基本的に利用料がかかります。このお金は、国立公園を保護、整備するために使われます。そのため、どの国立公園もきれいに整備されており、また、博物館などの施設も充実しています。国立公園にはレンジャーと呼ばれる保護官が何人も勤めていて、公園の保護や警備、ガイドなどににあたっています。レンジャーはアメリカの子供たちにとっては憧れの対象で、多くの国立公園では、訪れた子供たちが入隊できるジュニアレンジャープログラムを開催してます。入隊式を一度だけ見たことあるのですが、胸に手を当ててレンジャーの心得を読み上げ、レンジャーバッジを授与されて喜ぶ子供たちの姿がとても印象的でした。

国立公園の利用料は、場所によって5ドルだったり20ドルだったりとまちまちです。大抵は1回の利用料で、その国立公園に限り1週間有効です。また、国立公園には年間パスというのがあり、これを持っていると1年間どの国立公園に行っても利用料が無料になります。今年はたくさん国立公園を回るぞ! という計画があるときには買っておくとお得です。年間パスは、Webサイトや、国立公園の入り口などで買うことができます。

私が大好きな国立公園をいくつか紹介します。

ヨセミテ国立公園

ヨセミテ国立公園(カリフォルニア) : 氷河が削られて作られた巨大な谷を中心とする国立公園です。切り立つ山々、雪解け水による滝の数々、2700歳以上といわれる大きなセコイア杉などが見所です。

デスバレー国立公園

デスバレー国立公園(カリフォルニア) : 年間を通してほとんど雨が降らず、夏には気温が50度近くになるこの極限の環境では、干上がり吹き出た塩で覆い尽くされた大地など、普段はなかなか見ることができない風景に出会うことができます。

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クレーターレイク国立公園(オレゴン): 火山の噴火によってできたカルデラの湖のその青さは、一見の価値ありです。公園内唯一のホテルはカルデラの稜線上に建っていて湖を一望することができ、ホテルのテラスから眺める夕暮れと朝焼けは絶景です。

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