Simply Sleep
最近、日本行くたびに感じることに、年々、時差ぼけがひどくなる、というのがあります。まぁ、おそらくは歳のせいなんでしょうが。
あまり薬を飲むのは好きではないのですが、タダでさえ短い日本滞在、朝5時に強制的に目が覚め、昼を過ぎると猛烈に眠くなる、というのはあまりに非効率的なので、今回は睡眠改善薬を利用してみました。薬の名前は「Simply Sleep」、なんとも安易な名前です。
しかし、この安易な名前の薬が、なんと劇的に効きました。夜、寝る前に飲んでから寝ると、早朝に目も覚めず、きっちりとまとまった睡眠時間をとることができました。ホントに効いてるのか? と疑わしくなって、一度飲まずに寝たのですが、そのときだけ、猛烈早朝に目が覚めて、猛烈に後悔しました。ワタシはカフェインとか栄養剤の類の効果が感じられない人なのですが、このときばかりはものすごい威力を感じました。
3,4日飲めば、体が日本時間に慣れてきて、薬は必要なくなりました。今回の滞在は、いい感じに時差ぼけを乗り切れたと思います。もし、同じような悩みを持っている方がいたら、ぜひ、試してみてください。
薬は、抗ヒスタミン剤のジフェンヒドラミンというのが主成分です。日本では、ドリエル、というのが同じ成分、同じ薬効で売られています。
ただの睡眠薬、ではないの?
とりあえず今度へこーき乗る時にドリエル買ってみるか。
元々ほとんど時差ぼけないんだけど…
しげお
14 Dec 06 at 6:50 pm edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
睡眠薬、とは違うくくりらしいよ? どう違うんだかよくわからんけど。
kei
14 Dec 06 at 9:25 pm edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
私も最近、ちょっと色々飲んでるので(笑)、それに関して素人調査でしかも簡略化してですが、書いてみます~。
「睡眠薬」はベンゾジアゼピン系の薬品で、お医者さんの処方箋がないと手に入りません。この成分は大脳内の抑制系神経伝達物質の作用を促進(=鎮静作用を促進)して、興奮やストレスを抑えて眠気を誘います。ちなみに最近は、昔ほど全部が全部強烈な睡魔というわけではなく調節できるので、「睡眠導入薬」ともいうらしいです。
この新しい、薬局でも買える薬は「睡眠改善薬」と呼ばれます。塩酸ジフェンヒドラミンという第一世代抗ヒスタミン剤が、神経伝達物質として覚醒状態の維持に作用するといわれるヒスタミンの作用を抑制して、睡眠作用を発揮させます。抗ヒスタミン剤は新しい世代ほどこのような眠気の副作用は少ないので、第一世代は風邪薬などにも使用されています。
という風に、使用する成分と、眠気を起こす原因として作用する体内物質が違うみたい。気持ち的にいうと、「落着け~、落ち着け~」物質を促進するか、「がんばるぞっ!」物質を抑制するか、ってことかしら?
処方箋の必要の有無ですが。何故抗ヒスタミン剤は薬局処方が許されていて、ベンゾジアゼピン系薬品は処方箋がいるのかは、後者は「抗不安薬」としても処方されるので、薬事法とか麻薬及び向精神薬取締法とかで決められてるんじゃないのかな、と思います。
私は風邪引いてたので、咳止め飲んでました。ブロン液もそういうねむねむ物質が入っているので熟睡です。でももっと恐ろしいことは、そんな強い薬にもそのうち慣れてしまうことです…。
Meg
15 Dec 06 at 11:29 am edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>
すげー、よくわかったっす。
つーか、そのうち調べてBlogのネタにしようかと思ってたんだけど…
あんまヤクの世話にならないよーにねー > めぐち
しげお
17 Dec 06 at 12:43 am edit_comment_link(__('Edit', 'sandbox'), ' ', ''); ?>