diary

蜜蜂と遠雷 (幻冬舎文庫) Kindle版 恩田陸

without comments

このあいだ日本に行ったときに本屋で見て気になっていた本。Kindleでダウンロード。

芳ヶ江国際ピアノコンクールに挑む3人の若者+1人のおじさんの話。ボリュームがあったので、少しずつ少しずつ読んで、結局数ヶ月かかって読みました。おもしろかった。音楽の演奏の描写が恐しく延々と続くのですが、よくまあこんなにいろんな表現ができるものだなぁとすなおに感心したり感動したりしつつ読みました。ピアノを聞きこんでいる人には、これくらい色んな情景が見えてくるんですかねぇ? ちょっとうらやましいかも。

読み終わったあとにサイトとかの書評を見ていると、「ピアノの森」のパクりじゃないの、っていうのが結構目につきました。確かに若い男二人はカイと雨宮くんにそっくりかもね。似ているにせよなんにせよ、この世界観を全部活字で表現できる力量は素晴しいと思います。

Written by Kei

February 15th, 2020 at 3:02 am

Posted in Book

Leave a Reply