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MAC address cloning

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そういえば、先日ワイヤレスルータを交換するときにちょっと引っかかったのが、MAC address cloningについてでした。MAC address cloningてのは、ルータがケーブルモデムに対して接続するとき、ルータ側のMACアドレスを任意に設定できるという機能のことです。

今までのLinksysのルータではこの機能を使っていたのですが、そもそもなんでこれが必要だったかっていうと、一番はじめにComcast(ケーブル会社)のインターネットの接続の設定をした時につなげたマシンのMACアドレス以外では、うまくインターネットに繋がらなかったからです。なので、ルータにそのマシンのMACアドレスのcloningをして、そのマシンがあたかもモデムに刺さっているように見せかけて使ってました。

でも、新しく買ったAirPort Extremeにはその機能がありませんでした。ん? でも、それがないと、少なくともComcastのケーブルインターネット使っている人はみんな困るんじゃないかな? でも、だとしたらそんな噂で持ちきりになるはずなのに、そんな話はほとんど聞いたことないな〜、と思って、インターネットに繋がらないAirPort Extremeを目の前に、携帯のLTE回線でググってしばらく調べてみたらようやくわかりました。

Comcast, technically, only “knows” the MAC address of the *modem*. Putting this address into their database is what they call “provisioning”. Permission-to-talk is granted to your modem by the CMTS (head end) based upon this entry. Your modem, in turn, is configured to talk to one MAC address – any MAC address – the first that tries to talk via its ethernet port.

The problem is that once the modem sees a MAC address, it firmly remembers it. Takes about a 30 second power-cycle to make it forget. Makes it annoying when switching between two devices – a Mac and an Airport, in this case.

(quoted from http://forums.xfinity.com/t5/Macintosh/Airport-Extreme-and-Comcast/td-p/27505
)

かいつまんで言うと、設定の時に使ったマシンのMACアドレス以外を弾いているのは、ケーブル会社側じゃなくてモデム自体、という話。なもんで、モデムの電源を抜いて30秒ほどほったらかして、モデムが覚えているMACアドレスを消去すれば治るとのこと。そっか、ケーブル会社が意地悪してるわけじゃなかったのねぇ…やってみたらすんなりインターネットに繋がりました。

確かにAirPort Extremeの説明書には、モデムの電源抜いてしばらく置いとけ、って書いてあるんだけど、その理由までは書いてなくて、んな必要ねえべさと思ってやってなかったんですよ。なまじいろいろ知っているばかりに引っかかってしまったトラップでした。

Written by Kei

August 2nd, 2015 at 7:49 am

Posted in Tech

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