ペンギン・ハイウェイ (森見登美彦 角川文庫)
萩尾望都御大の「最後のページを読んだとき、アオヤマ君とこの本を抱きしめたくなる。」という帯を見て購入。第31回日本SF大賞受賞作。
この著者の描く話は嫌いじゃない、というかむしろ結構好きなんだけど、この本は小学4年生の主人公が生意気すぎて読むのがしんどかった。著者の作風はやっぱり二十歳前後、学生くらいの話があってるんじゃないかなぁ。話そのものは普通に面白かったです。CGバリバリで映像化したら結構面白そうかも。あぁ、ひょっとしたらそのへんも狙ってのこういう話なのかなぁ。