diary

ryoくんと一緒にやっているバンドで近々ライブをやることになったのですが、会場の音響があまりよくなさそうだ、ということで、ステージ上でのモニター用にin-earタイプ(カナル型)のShure SCL2というイヤフォンを買いました。Shureといったらワタシ的にはマイク作ってるメーカーなんですが、ヘッドフォンとかイヤフォンでも有名なんですね。

音楽好きな人に人気があるらしいこのSCL2ですが、実はもともとライブステージ上でのモニタリングのために作られているらしく、同じくShureの出しているモニタリングシステムのインタフェースとしても使われています。外の音をきっちり遮断してモニターしやすくする、というところにこだわりがあるようで、製品には、耳に直接触れる部分の素材に固め、柔らかめ、そしてfoam(スポンジのような素材)の3種類が、それぞれ大中小と計9種類用意されていて、自分の耳に一番フィットするものを選ぶことができるようになっています。

スポンジ素材はいわゆるイヤーウィスパーみたいなもので、指でちょっと潰して耳に入れると、耳の中で元の大きさに戻ってピッタリ耳にフィットする、というもの。素材を全部ためしてみたところ、これが一番いい感じでした。

音質については、いままでこの耳に突っ込むタイプのをあまり使ったことが無いので他と比べようが無いのですが、低音から高音までキレイに鳴って、とてもいいと思います。音が耳にダイレクトに届く感じがとてもいいですね。遮音性はとてもよくて、バンドの練習でも、きっちりミキサーからの音を確認することができました。外からの雑音も入らないし、自分の音もあまり漏れないので、電車の中とかで音楽を聴くのにもよさそうです。

一つ不満をあげるとしたらこの付属のキャリングケース。自分で勝手にぐるぐる巻いて突っ込んでね、というタイプのケースなのですが、相当キュウキュウに詰め込まないと入りません。これ、もう少しやりようがあったんじゃないかとw