GarageBandがスゴすぎる件
MacOS(iLife)にさりげなくついてくるGarageBandというソフトがあります。ワタシはいままでこれを「マウス3回くらいクリックするだけで誰でもなんとなく簡単に(しょぼい)曲が作れるおもちゃ」だとばっかり思っていたのですが、最近、実はこいつがかなりスゴいということに気がつきました。
なんかこいつはスゴいぞ、というのに気がついたのは、実際にGarageBandの曲にベースをラインどりで乗せようといじっていたときのこと。Trackを足して、Input sourceを設定しようとしたら、いきなりものすごい数のベースの種類が出現。むむ、なんかスゴそうだぞ。
まぁ、とりあえず基本はRock Bassでしょうと選んでみると、実際にはRock Bassぽくドンシャリで設定されたエフェクター群が出現しました。なるほど。
試しにエフェクターの一つをクリックしてみたら、追加できるエフェクターの一覧が出現。実際にはリストは遥か下の方まで続いてます。こんなの普通に全部機材で揃えたらいくらになるかわからんです。すぅげぇ〜。
しかも、よくみると、Amp Simulationtとか書いてあるじゃないですか。ちょっとクリックしてみると、シミュレートできるアンプの一覧が。すす、すぅげぇ〜。
アンプの設定では、実際のアンプと同じように普通にHigh, Mid, Low, Gainなどの設定ができます。他のエフェクターも、それに応じた設定ができるようになっています。
ギター用の設定はもっとキャッチーで、ギターのInput sourceを追加すると、このようにシミュレートできるアンプのアイコンと、stumpboxタイプのエフェクターのアイコンが出現。アンプの種類を変更するとアンプの絵が変わり、エフェクターは下から好きなのを選んでアンプの前に置ける、という凝りよう。
エフェクターの設定もリアルで、エフェクターのアイコンを選ぶと、それっぽいインターフェースが出現。ここで、実際につまみを調節することでエフェクトの度合いを変更できます。
わからない人には何がどうスゴいのかさっぱりわからないかもしれませんが、つまりどういうことかというと、ギター一本あれば、アンプやらエフェクターやら他に必要なものはとりあえず全てGarageBandが提供してくれるということなのですよ。品質は十分試してないのでなんともいえませんが、とりあえずはこれだけあれば、後は弾くだけ(*実はこれが一番大変ともいう)で割とクオリティの高い自分の音楽が簡単に作れます。いやほんと、スゴいっす。これがタダ同然でついてくるなんてホント信じられません。