diary

Extreme Live

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80-90年代にハードロックシーンで活躍した Extreme というバンドが再結成してライブをやるというので、サンフランシスコの Fillmore へ見に行ってきました。このバンドを知らなくても、More than words という曲を聴いたことある人は多いんじゃないでしょうか?

7時過ぎに Fillmore のあたりについて、Taco Bell でごはんを食べ、7時半過ぎに Fillmore へ。ちょうどセットアップをしているところで、タイミングはバッチリだったようです。まわりを見渡すと、やはりワタシと同年代か、もしくはそれ以上の人たちが多いです。ま、そうだよねぇ、80−90年代のバンドだもんねぇ。

前座は King’s X というバンド。懐かしいなぁ、まだ活動してたのね〜。ギター、ベース、ドラムのスリーピースのバンドで、ベースがヴォーカルをとります。シンプルながらもソリッドなプレイが、潔くて好感が持てました。ドラムなんか、はっきりいって99%スネアとハイハットとバスドラしか叩いてなかったもんね。強いて言えば、ギターが今イチだったかな。

なんだかんだで King’s X が多分フルセット(10曲くらい)演奏したあと、機材の入れ替えがあって、そのあといよいよ Extreme が登場! なんかみんなおっさんになったな〜と思って見てたら、プレイの方はどうしてどうして全然若い! ボーカルは声に張りがあるし、ベースもドラムもいい感じ。ギターの Nuno に至っては「こいつ今の方が全然ウマいんじゃない?」くらいの勢いで弾きまくります。「昔はギターヒーローとか呼ばれてたけど、もうおっさんになっちゃってちゃんとギター弾けないんじゃないの?」なんて少しでも疑った自分が恥ずかしい。

それにしても、Nuno のギターを生で初めて聞いたのですが、彼、マジで鳥肌が立つくらいウマイです。ソロの部分は何やってんのかわかんないくらいすごいし、複雑で早いテンポのリフもものすごくタイト。普通のギタリストなら途中途中適当にごまかして弾きそうなところも、全部最後まできっちり弾ききるイメージです。ピッキングが恐ろしいほど正確で確実だからこそ、ここまで弾けるのでしょう。しかも、こんな芸当を、涼しい顔して手元なんか全然見ずにやってのけます。そのうえ、ギター(Washburn N4)がまたいい音で鳴るんだこれが。もうね、何度「か、かっこええ…」って言葉が口から漏れたことか。今までいろんなギターヒーロー見ましたが、多分その中で1、2に入ると思います。

ハードな曲ではみんな元気よくステージを飛び回り、More than words はお客さん含めてみんなで大合唱。再結成したばかりの割りにはバンドとしてのまとまりもとてもよく、後半になっても勢いは衰えず、気がつけば結局日付が変わるくらいまでライブは続きました。いやいや、なかなか充実したいいライブだった〜。

どうやらツアーはこのまま日本にも行く模様です。もし昔 Extreme 好きだったのなら、今回のツアー、行って損はないと思いますよ。

Written by Kei

August 26th, 2008 at 6:51 am

Posted in Music

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