Archive for the ‘Tech’ Category
メールサーバ設定
先日、サーバを引っ越ししたのですが、メールの設定をするのをすっかり忘れてました。いまはほどんとgmailでメールを受けているのですが、ちょっとした大人の事情があって未だにドメインで受け取らなければならないメールがいくつかあり、急遽設定を開始。今まではいわゆるWebのホスティングサービスを使ってたので、この手の変更はCPanelあたりからチョチョイのチョイとできたのですが、今回はVPSなので自分で全部やらないといけません。むかーし自分でサーバを立ててた頃の記憶を頼りにいろいろ調べてみました。
サーバお引越し
今まで使っていた000webhostというホスティング会社は、なんといっても利用料が無料で実にすばらしかったのですが、無料ゆえにいろんな人がいろんな目的で使うらしく、CloudFlareとかFeedBurnerとかそのへんのサービスを利用しようとすると軒並み弾かれたり、メモリのとりあいでWordPressがまともに動かなかったりで、どうにもならない状況だったので違うところに引越ししました。
今回の引越し先はDigitalOceanというところ。ここはVPSで、メモリ512MB、ディスク容量20GB、転送量1TBでなんと月5ドル! しかもディスクは全部SSD! UIはシンプルかつ使いやすいし、サーバもすごくレスポンスいいし、実にすばらしい。
今回はshared hostingではなくVPSなんで、久しぶりにOSの上に一から全部セットアップ。OSはUbuntuを選んだのですが、いや〜apt-get超便利。昔に比べて随分といろんなことが楽になりましたねぇ。とりあえずはWordPressを動かすために、nginx、PHP、mysql、wordpressあたりをセットアップして、コンテンツを全部移行して、DNSを変更して、無事に引越し完了。今のところとても快適です。
IFTTTがFeedlyをサポート
Introducing the @Feedly Channel! http://t.co/fSgJ9S1efJ
— IFTTT (@IFTTT) June 19, 2013
いよいよGoogle Readerが7/1に終了しちゃうので、自分の購読しているRSSをどうやってPocketに流し込もうかな、自分でAggregatorでも作っちゃおうかなと考えていたのですが、なんとIFTTTがFeedlyをサポートしたとのこと。IFTTT最強すぎる。
試しにFeedlyからPocketに流しこむレシピを作ってみたらすんなり動きました。IFTTTすばらしい。俺はキミについていくよ!
Google Reader 7月に終了
We’re retiring Reader on July 1. We know many of you will be sad to see it go. Thanks for 8 great years! goo.gl/7joct
— Google Reader (@googlereader) March 13, 2013
直接Google Readerを読むことは最近ないんだけど、毎日Google ReaderにやってくるRSSの新着をiftttにかましてPocket(旧Read It Later)に流しこんで、余計な装飾落としてきれいになった記事をウハウハ読む、というのを毎日やってます。一度落としちゃえばオフラインでも読めるというのがステキ。Google Readerが無くなっちゃうと、これが破綻しちゃうんだよねぇ。困ったねぇ。
検索っていうのはわからないから探しに来るわけで、そこに広告打つというのは実に理に適っていて実入りも大きそうですが、RSS Readerってのはみんな目的を持ってくるから広告なんてほとんど効果無いんでしょうね。そう考えると採算なんかとてもとれなさそうなのは目に見えて明らかで、するとそれを続ける理由が企業側に無い、というのはまぁ理にかなった話ではあります。でも、そうはいっても、みんな結構使っていそうなサービスだけに、今回の発表はユーザーの不信感を無駄に煽った感が強い気がします。
採算が合わないからといってGmail止められたら、ついでに私の息の根も止まるかも。ま、それはさすがにしばらくはなさそうな気もしますが、でも、そんな不安を感じずにはいられない今回の発表でした。
Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite、久しぶりにグッときたので、自分にクリスマスプレゼント。
手のひらに入る大きさと、ヘタしたら文庫本より軽いんじゃないかという軽さがお気に入りです。これならベッドで長時間読んでも疲れなさそう。そして、eInk＋バックライトはやっぱり目にやさしい。電池は8週間もつそうです。まさに、本を読むために究極に特化したデバイス。
購入を猛烈に後押ししたのは、なんといっても日本でのKindleストアの開始です。さっそく、読みたいな〜とおもってた「天地明察」を購入。便利だねぇ。Kindleストアはスタートしたばかりだけあって、Kindle対応の書籍の品揃えが紙のやつに比べるとまだちょっと貧弱なのよね。今後の充実に期待です。
萌黄色のケースも購入。かわいい色で気に入ってます。テーブルクロスのシミは気にしないようにｗ
adumpには気をつけて
なんでディレクトリに1500万ものファイルが入ってはったの? というご質問をいただいたので、覚え書きもかねて書いておきます。
ディレクトリ内のファイル数
先日、サーバのディスク容量が一杯だという話を受けて調査してみたところ、どうやら、とあるディレクトリが怪しいという見当までつけることができました。しかし、このディレクトリにはとにかく途方も無い数のファイルがあるらしく、lsすらいくら待ってもかえってきません。そうなると、この中にいったいどんだけのファイルが詰まっているのかというのが気になるのが人情というもの。
WordPressのデータファイルを分割する
WordPressの標準のExportユーティリティを使うと、データファイルをダウンロードすることができます。このデータファイルは、Importユーティリティで復元できます。バックアップや移行のときに便利です。
ただ、データが大きいときには少々問題があります。Exportするときにはいくらデータが膨大でも問題ないのですが、ImportするときはPHPなどの制約で通常はアップロードするファイルのサイズの上限が決められていて、それよりデータファイルが大きいとImportに失敗します。私の経験だと、ホスティング会社に間借りしている場合、上限は2MBのケースが多いです。私も毎回これに引っかかります。
自前でサーバを持っていればこのあたりはPHPをいじるなりしてなんとでもなるのですが、間借りしている時などはちょっと面倒です。サポートに連絡して上限を上げてくれ、ということもできるのですが、大人の事情もあって必ずしもうまくいくとは限りません。これの手っ取り早い解決方法は、手でデータファイル(XML)を分割してImportを繰り返す、です。まあでもこれがまた面倒です。難しくはないけどただただ面倒です。
なもんで、データファイルを自動で分割するスクリプトをちょこちょこっと書きました。せっかくなので公開しておきます。こんなくだらなくて面倒な思いをする人が、一人でも減りますように。
https://github.com/kei-51/wp-data-splitter
中身はただの1本のpythonのスクリプトです。データはXMLなんですが、中身はただtext matchingを繰り返しているだけです。とりあえず最近のWordPressでは動くのを確認しましたが、将来WordPressのデータファイルの仕様が変わったら動かなくなるかも。その時はご容赦を。
Kindle覚え書き
無印Kindleでも日本のKindle Storeで本買えるのかな〜? と思ってTwitterで呟いてみたら、なんと1分以内に返事が2つもきました。すばらしすぎる。昔じゃ考えられないな〜、未来に生きてるんだな〜俺。そして、光速の速さで返事をくれる仲間に感謝です。
日本語が扱えるKindle
- Kindle Fire
- Kindle Paperwhite
- Kindle app for iOs (iPhone, iPad)
- Kindle app for Android (Android cellphones etc)
日本語がダメなKindle
- 無印Kindle
- Kindle app for MacOS (へ〜)
サイト引っ越し
前のホスティング会社のデータベースが吹っ飛びまして、しかも、最近システムを刷新したのか毎月のように手違いで二重課金されるという状況も続き、もう限界かな、ということで前のホスティング会社との契約を打ち切りました。
新しいホスティング会社は000webhostというところ。なんと基本料無料!
じゃあなんだ、コンプガチャで儲ける気なのか? とちょっと疑心暗鬼だったのですが、余計な広告も出ないし、PHPとMySQLが動いてある程度ディスクと帯域が保証されていてWordPress動かすだけなら十分だし、ということで思い切って移行してみました。今のところ無料とは思えないほど快適です。むしろ前よりいいくらい。
無料アカウントの制限を分かる範囲で書いておきます。
- Addon Domain : 5つまで
- Sub Domain : 5つまで
- Mailアカウント : 5つまで
- Mail forwarder : 5つまで
- MySQLのインスタンス : 2つまで
- 使える言語 : PHP (CGI, perl, python, その他言語は無し)
- sshアクセス : 無し
- ftpアクセス : あり
これらの制限がなくなる有料アカウントも$4.84/monthと実にお得。
まだ使い始めたばかりでどんな問題が起こるかちょっとまだわかりませんが、とにかく無料ってのはすばらしい。カジュアルにサイトを運営するだけなら究極なんじゃないかな〜と今のところ思ってます。