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Archive for the ‘Music’ Category

Steve Vai Live @ Fillmore, SF

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運よく友人から、Steve Vai のライブのチケットを譲り受けることができたので、見に行ってきました。なんと今回は、バックの面子にスーパーギタリスト Tony MacAlpine (g, key) や、ワタシのベースの神様 Billy Sheehan (b) などが参加。ギターヒーロー目指して毎日ギターを(ベースを)弾いていた人たちには、聞いただけでヨダレが止まらないようなラインアップです。もちろん、高校生のころ、自分は Billy みたいになるんだとずっと思ってたワタシもそのうちの一人(おこがましい話だ 🙂

ライブは8時にスタート。まずは前座の Eric Sardinas というバンドが1時間ほど演奏。G, B, Dr の3人編成のバンドで、なんだかみんな衣装がカウボーイスタイル、曲はなんとなくブルージーで、でも Vai の前座らしくミンナ弾きまくり叩きまくり、たまーにギターのヤツが思い出したように歌を歌う感じ。歌は結構普通でした。ギターのやつは、最初から最後までボトルネックを小指にしたままプレイしてたよ… よくあれで速弾きできるな。ワタシだったら1曲でもううっとおしくてイヤになるよ。このバンドの曲初めて聞いたけど、結構よかったです。

Vai の演奏は9時ごろからスタート。実は、Steve Vai のライブを見るのはワタシは初めてだったのですが、アルバムに収録されている、どう考えてもスタジオでしか撮れないんじゃないの? っていうような曲を、ライブできれいに再現するのにはびっくりしました。最近ニューアルバム出したらしく、そこから曲をやってたっぽいのですが、最近その辺の事情に疎くて、ニューアルバムが出た、というのをその場で知る始末。昔の有名な曲も何曲かやってくれたのでよかったよかったです。

それにしても、なんというか、とにかく音の洪水。ギター3人もいるもんだから、聞いてるほうが混乱しちゃうような感じ。特に Tony は、Vai の信じられないくらい長いフレーズを延々ユニゾンで弾いたりするんですよ。途中、Dr ソロや Tony のキーボードソロやそして Billy のベースソロなどが挟まり、もう、マニアにはたまらない感じに盛り上がっていきます。

結局、Vai の機嫌がよかったのかなんだか知りませんですが、前座のギタリストも入ってきて、アンコール延々続けて、ライブが終わったときには日付が変わってました。3時間以上やってたのね~。みんなタフだな。そうそう、アンコールの途中で、Tony と Billy が楽器を取り替えて、Billy がギター弾いていたんですが、これが激ウマでした。

4時間以上も立って見てたので、さすがに足が痛くなりました。昔は全然平気だったのになぁ。とにかく、面白いライブでした。やっぱりライブってイイな~。久しぶりにベース弾きたくなりました。少しベース練習しようっと!

Written by Kei

April 27th, 2005 at 1:57 pm

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大吟醸 – 中島みゆき

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どうしても中島みゆきの「悪女」が聞きたくなって、中島みゆきのベストアルバム「大吟醸」を、Motoi にお願いして日本から買ってきてもらいました。

1曲目からいきなり「空と君との間には」、「同情するなら金をくれ!」で有名だったあのドラマを思い出します。そして 2曲目に「悪女」、『悪女~になるなら月夜はおよしよ素直になり過ぎ~る~…』ん~、名曲です。中盤に「時代」、『めぐる~め~ぐる~よ時代~はめぐる 別れと出会いの繰り返し~…』 胸にぐっときますねぇ。そしてシメには「ファイト!」、『闘う君の姿唄を~、闘わない奴らが笑うだろう~。冷たい水の中を~、ふるえながらのぼってゆけ~」 はぁ~、いいですなぁ。惜しむらくは、「地上の星」が収録されていないこと。いやぁそれにしても素晴らしい。

しかし、なんですな、今、自分より一回り若い人たちに、中島みゆき最高、とか、加藤登紀子最高、とかいっても、きっと理解されないんでしょうなぁ。ちょうど、自分の親くらいの年代の方が演歌が好きなのを、ワタシが理解できなかったように。なんか、自分の歳をちょっぴり感じてみたりする今日この頃 🙂

Written by Kei

February 20th, 2005 at 8:15 pm

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塊フォルテッシモ魂

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先日紹介した塊魂というゲーム、実は、BGMが、思わず毎日口ずさんでしまうほどにイイのです。もしや、と思って探してみたら、なんと出てましたサントラ! その名も 「塊フォルテッシモ魂」 思わず買ってしまいました。

まず驚いたのは、その豪華なメンバー、『大都会』『愛を取りもどせ!(北斗の拳)』で有名なExクリスタルキングの田中雅之にはじまり、新沼謙治、松原のぶえ、水森亜土、浅香 唯、松崎しげる、と、超ビックネームが並びます。ひとつのゲームのためにこれだけのメンツを集めたあたり、さすがナムコ! 気合が違います。曲も、JPOPあり、サンバあり、ジャズあり、演歌あり、しかも、ゲームのBGMだけあって、どれもこれもノリのイイ曲ばかり。これだけジャンルがまぜこぜだと、ともすると散漫になりがちなんじゃないかと思うかもしれませんが、どの曲にも、このゲームの主旋律がさりげなく織り込まれていて、それがアルバム全体に、さりげない統一感を出しています。

他にも色々 CD が届いたのですが、このインパクトが強すぎて、他のはロクに聞いていません。それくらいすばらしい一枚です。ワタシの今年のベストアルバム候補です。もし、塊魂が気に入ったのなら、即買い! の一枚だと思いますよ。お勧めです。

Written by Kei

January 30th, 2005 at 12:51 am

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加藤登紀子

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待ちに待った、加藤登紀子コンサート、行ってきましたよ、Yoshi’s に。

コンサートは夜10時から。Yoshi’s でご飯を食べると、その日のステージの席の予約ができるのですよ。(おそらくそれが唯一の席の予約方法だと思われる) なもんで、勢い込んで8時に Yoshi’s に到着。ウェイトレスのお姉さんにチケットを渡して、席を取ってもらいます。割といい席ゲット。Yoshi’s の夕飯は決して安くはないのですが、どうせ外でご飯食べるので、ちょっと高くても席も取れるし一石二鳥ってことで。2時間だらだらご飯食べて、いよいよ会場へ…!

今日2回目のステージの割に、ものすごく登紀子さん元気でした。日本酒飲んでご機嫌でしたよ。まずは「沖縄情歌」から数曲、それからギターを片手にリクエストを受け付けて、弾き語りで数曲。リクエストの声をあげようとと思ったけど、さすがにちょっと照れくさくてやめましたが、一番聞きたかった「時には昔の話を」も、弾き語りでやってくれました。感動して涙出た。その後、客席に下りて、知床旅情歌って、花がたみ歌って、百万本のバラ歌って、と、ものすごい数の歌を歌ってくれました。それにしてもすばらしい歌声、特に低音域の張りのある色っぽい声は、本当にステキでした。あと、声量というか音圧もかなりあるのには驚きました。さすがです。合間合間に入る MC もかわいくて素敵でした。

コンサートが終わって、さぁ、帰ろうとしてガレージに向かったとき、「そういえば parking の validation もらうの忘れた」と、めぐちんが Yoshi’s に引き換えしたら、なんと、入り口のところでサイン会やっているというではありませんか! 慌てて走って戻りました。前回、Hiromi のコンサートで、割と写真とかサインとか貰えるんだなと知っていたので、今回は CD とサインペンとカメラを持ってきていたのでした。むふふふ、作戦通り。Yoshi’s にもどると、入り口のところに列ができてます。あの先頭で登紀子さんがサインしてるのね、と、並んで順番待って、CDにサインしてもらって、握手して、そのまま写真までいっしょに撮ってもらいました! むふー。

登紀子さんの手は柔らかでした。感激。

「お名前なんですか?」と聞かれて「ケイです」って答えたら、CD のサインに「けいさんへ」と入れてくれました。家宝にしたいと思います。なんともステキな夜でした。

Written by Kei

September 21st, 2004 at 10:09 am

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Hiromi

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登紀子さんのライブのチケットを Yoshi’s の website で探していたら、ホント偶然に見つけた Hiromi こと上原ひろみのライブ。しかも $10-/person! てなわけで、頭痛を押して、早速いってきましたよ。

席はなんと幸運にも、ステージ中央ど真ん中砂かぶり、3メートル前で本人がピアノ弾いてました。彼女はすごくエネルギッシュなプレイヤーで、そう、山下洋輔みたいな感じ(だいぶ雰囲気は違うけど)。バンドは、ピアノ、ドラム、エレキベースのトリオだったのですが、ベースの人は Tony Gray という 5strings を駆使してありとあらゆる技で曲を艶やかにするツワモノ、ドラムの人も、一見3タムの普通のドラムセットかと思いきや実はツインペダル装備で、いやもう叩く叩く。プレイヤーそれぞれがエネルギーに溢れていて、トリオならではの緊張感もあって、久しぶりに聴いていてワクワクしたりニヤニヤしたりする、とてもよいライブでした。ああいうの見ると、バンド、やりたくなるね~。

彼女の楽曲のいくつかが彼女のサイトから Free でダウンロードできます。XYZ という曲が特にお勧めです。それから、彼女、9月10月に日本でライブやるみたいですね。どうやら同じメンツで行くみたいなので、ぜひ、曲を聴いて気に入ったら行ってみては? > 日本の方々

Written by Kei

August 6th, 2004 at 1:23 am

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JET!

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JET Live at The Fillmore

このサイトでおなじみ、iPod のCMタイアップ曲で一躍脚光を浴びた JET のライブ。 とうとう行ってきました。

「アメがん」で有名な(有名なのか?)イナミくんに誘われていってきました JET のライブ。ロックのライブなんて、いつ以来だろう… 久しぶりだ~。

こっちでライブ行くのは初めてなので、当然 The Fillmore というハコも初めて。よくいろんな有名人がライブやってるけど、最初の感想「こ、こんな近いんだ…」 すごいよフロントの人の砂被りでちゃんと見えるよ。厚生年金会館や NHKホールや武道館や東京ドームに慣れている自分にしてみるとかなり感動的な近さ。これは楽しいねぇ~、さすがアメリカ、ロックの国。

開演は夜9時、前座2バンド。1番目はなんとかっていう、ボーカルがたまにフルート吹くバンド。フルート以外は大したことない感じ。2番目のバンド SLOAN っていうのはよかったです。背の高いオースティンパワーズみたいなやつがヴォーカルやってる、メロコア系っていうのかな? そんな感じのバンドなんだけど、ヴォーカルの声がよかった。途中で楽器をシャッフルして、「こいつが歌うのか?」ってのが歌いだしたときにはちょっとがっかりしたけど、それ以外は合格点かな。音のバランスはトリの JET よりよかった気がします。張りのあるバスドラの音と、ハゲのギターがいい音出してました。

そんなこんなでトリのJETが出てきたのは夜11時ごろ。既に2時間立ちっぱなしで上見てるもんだから、かなり首が痛かったのだけれど、やつらが歌いだしたらそんなのも吹っ飛びました。ん~、爽快。ヴォーカルのにいちゃんは割と小柄で、テンションも適度に高くてなかなかよろしい。声質も個人的にはとても好きで、歌も CD と同じ感じ。これって結構すごいことで、普通、CD 作るといろいろと細工できるもんだから、ついついライブより全然上手にレコーディングできちゃったりするんですよねぇ。結局、CDに入っている曲をほとんどやって、新曲のバラードの披露もあって、と、もりだくさんなライブでした。惜しむらくは、ベースの音がでかすぎて、しかも音質がイマイチだったこと。mid と terr を絞って下だけドカンと出してパワー勝負、って狙いだったんだろうけど、輪郭がぼやけてしまってボワーンって感じになってて、それでいてボリュームでかいもんだから全体的に音がぼんやりしている感じになってしまっていました。ベースの音が大きすぎて、プレイしているメンバーも拍が取れなかった場面もしばしば。んん~、やっぱり自分がベース弾いてたから、どうしてもベースにはちょっと辛口になり気味だなぁ。それから、最初のバンドからずっと思ってたんだけど、どのバンドもなんかどこかがアンバランス。これって多分 PA が悪いんだよなぁ。やれやれ。

そうそう、電話ごしに相手にライブの音を届けている姿を結構見たのが印象的でした。最近のライブってこんな感じなのね~、とちょっとカルチャーショック。Are you gonna be my girl のときは、特に電話機を持った手を振り上げている人が目に付きました。オレも負けじとおのちゃんにかけてやろうかと思ったけど、その場で電話番号わかるわけないのであえなく挫折 :)

アンコールも散々こなして、ライブは 12時過ぎに終演。いや~、楽しかった~。この耳鳴りも久しぶり。

Written by Kei

July 29th, 2004 at 10:29 pm

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