クリスマス

クリスマスツリーのライトアップ

アメリカで一番大きなイベントといえば、クリスマスです。街のあちこちにクリスマスツリーが飾られ、電飾が施され、クリスマスソングが流れます。各家庭でも、クリスマスツリーを飾りつけ、家に電飾を施し、気合が入っているところになると、馬鹿でかいサンタクロースのぬいぐるみなどを前庭に置いたりして、クリスマスを祝います。写真は、サンフランシスコ・ダウンタウンのユニオンスクエアにあるクリスマスツリーのライトアップです。

11月末の感謝祭(Thanksgiving)が終わると同時に、アメリカはクリスマスムード一色になります。ラジオではクリスマスソングばかりが流れるようになり、クリスマスの電飾があちこちで輝き始めます。駐車場の一角などに、クリスマスツリー用の生木を売る露店があちこちで開かれ、クリスマスツリーを屋根に載せて運ぶ車を、あちこちで見かけるようになります。アメリカでは、雰囲気がある、香りがいい、などの理由で、いまだにクリスマスツリーに生木を好んで使う家庭が多いです。ちなみに、クリスマスが明けると、クリスマスツリーのためのゴミの日が、特別に設けられます。

クリスマスシーズンの12月は、どのお店でも一年のうちで一番の大セールを展開します。ターゲットはもちろん、クリスマスプレゼントを求める人たちです。一般的なアメリカ人は、親、兄弟、親戚、友達など、一人が何人もの人にクリスマスプレゼントをあげるのが普通なので、売る側にとってはここが一番の稼ぎどころ、というわけです。デパートの年の売り上げの 40% はこの時期に立つ、なんていう話も聞きます。もちろん、買う側も、この時期にモノが一番安くなるということを知っているので、クリスマスプレゼントはもちろん、それ以外にも今まで欲しいと思ってたものをドッと買います。唯一安くならないモノは、クリスマス用の電飾や飾り物です。これらは、クリスマス明けが一番安くなります。

12月は、一年のうちで2番目に郵便局が混雑する時期です。クリスマスプレゼントを送ろうという人たちで、郵便局には長蛇の列ができます。ちなみに、一番混雑する時期は、所得税の締め切り日、4/15 です。もっとも、最近では、所得税の申告が完全にオンラインでできるようになったので、以前ほどのひどい混雑は今は無いと思います。

クリスマス当日に気をつけたいことは、ほとんどの小売店が閉まる、ということです。感謝祭よりも店が閉まる率が高いと思います。もし、家でクリスマスを過ごすなら、前日までに当日の食料を買い込んでおいてください。それから、どちらかというと厳かな雰囲気の感謝祭とは違って、クリスマスはあちこちの家でパーティをやるところも多く、夜中まで騒がしかったりします。あんまり騒音がひどくて我慢できなかったら、警察に通報しましょう。逆に、ちょっとうるさいと思っただけで、すぐに警察に通報する人も結構多いので、自分達がパーティをするなら、特に夜は、あまりうるさくならないように注意したいところです。警察による飲酒の検問が一番多いのも、この時期です。車で来てて飲んでしまった場合は、ちゃんと酔いが冷めるまで休みたいところです。

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