チェックを使う

銀行口座を開設すると、チェック(小切手)が手元届きます。アメリカに着いたばっかりだと、クレジットヒストリー(Credit History) が無いので、お金の支払い方法は、チェックか、現金か、もしくはデビットカード(Debit Card)のいずれかになります。

では、さっそく、チェックを使ってみましょう。チェックは、どれも大抵は以下のような感じです。

blank check

記入する場所は、以下の通り。

1. 今日の日付 (右上)
2. 払う金額 (右上、日付の下)
3. 払う相手の名前 (真ん中)
4. 払う金額の英語表記 (真ん中、名前の下)
5. メモ (左下) : 書かなくてもよい
6. 自分のサイン (右下)

自分が、”John Doe” さんに 32.50ドル払うときは、以下のようになります。赤字の部分が、記入した部分です。

check filled

ポイントは、以下の通り。

・金額の数字は左詰めで書き、右側余白には右端まで線を引く。
・金額の数字のセントの部分には下線を引く。
・金額の英語表記も左詰めで書き、右側余白には右端まで線を引く。

いずれも、後から数字を書き足されたり、ごまかされたりしないためにします。

書けたら完成です。これを John Doe さんに渡せば、John Doe さんに 32.50ドル渡したのと同じことになります。しかも、John Doe さんしか、これを現金化できません。公共料金などの支払いは、大抵は個人の名前の代わりに電気会社などの名前をチェックに書いて、封筒に入れて送ります。支払方法については、支払い先によって細かいところが違うので、それぞれのBill (明細書)をみて確認してください。支払方法の情報だけは、どの明細書も親切丁寧に書いてあります。相手がそのチェックを受け取ってお金を引き出すと、自動的に自分の口座から、その分のお金が引き落とされます。

自分宛のチェックを受け取った場合は、宛名が自分であるのを確認して、チェックの裏に自分のサインをするところがあるので、そこにサインします。後は、銀行に直接もっていくか、ATM にそのチェックを預け入れる(Deposit) だけで、自動的に自分の口座の残高が増えます。もちろん、口座に入れるのではなくて、現金で受け取ることも可能です。ATM を利用するときは、大抵は専用の封筒があるので、それにチェックを入れて、封をしてから ATM に預け入れます。

ちなみに、John Doe とは、人の名前の例として、アメリカで一般的によく用いられる名前です。日本でいうところの、銀行などで見る記入例によく出てくる「山田太郎」みたいなもんです。

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