diary

2008 Europe Day7 : Geneve – Paris

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ホテルの蛇口からほとばしる水はとても冷たくて、試しに飲んでみるとスゴくおいしい! ホテルの案内を見てみると、水はアルプスから引いているので全然飲めますよとのこと、さすがスイス。

この日は、高校の同級生を訪ねてCERNへ。CERNといえば、世界の物理学の最先端を突っ走る研究施設であり、また、Webが生まれたところとしても有名です。もちろん行くのは初めて。楽しみだ〜。(ワタシも一応学生の頃は物理を専攻していたというのは嘘のようなホントの話)

友達とはお昼に駅の建物の中にあるSwatchの店の前で待ち合わせ。Swatchてのがこれまたいかにもスイスっぽい。ホテルをチェックアウトして11時すぎに駅に向かい、駅のロッカーに荷物を入れ、カフェでコーヒー飲んで時間をつぶし、そして無事、旧友と再会。それから彼の車で、ジュネーブ市街から約20分離れたところにあるCERNに向かいました。

ジュネーブの都会っぷりとは対照的に、CERNは随分と自然に囲まれたのんびりとしたところにあります。おなかが減っていたので、まずカフェに連れてってもらってお昼を食べ、それからテラスに出てのんびりと食後のコーヒーを飲み、お互いの近況などを報告しあいました。コーヒーを飲みながらふとまわりを見渡すと、テラスの向こうになにやら青くて細長い円筒が… 聞けば、あれは加速器に使われているパイプの見本だとか。これはとりあえず記念に写真撮るでしょ、ってことで、テラスでたくさんの研究者がお昼を食べているなか、勇気を出して記念撮影 🙂

晴れていると、ちょうど写真のうしろくらいにきれいに雪をかぶったアルプスが見えるのだそうな。ちょっと残念。

お昼ご飯のあと、CERN のビジターセンターに案内してもらいました。

CERNの誇る素粒子加速器LHCの模型。実際の大きさは円周27キロ(山手線と同じくらいだそうな)という巨大なものだそうで、このCERNの真下をとおり、フランスとスイスにまたがって地下に敷設されているとのこと。実験がうまくいくと、宇宙のはじまりはどんなだったかというのが明らかになるそうです。陽子と陽子をぶっつけあうこのシステムは来年あたりから本格稼働だそうで、彼もいまこいつの稼働に向けて大忙しだとか。

Webやインターネットに関する年表もありました。物理学の片手間にWebを作り上げたその科学者たちの天才っぷりには頭が下がります。

高校の頃にワタシと語り合った夢を今でも追い続ける同級生の姿を見て、自分もがんばんなきゃな〜と大いに触発されつつ、CERNを後にしました。

さて,一般的にジュネーブと言ったらやっぱり国連本部でしょ、ってことで行ってみました。場所は歩いて駅から20分くらい。ずらりとならぶ国旗が象徴的です。

そのあと、湖沿いを歩いて駅の方に向かいました。

本当はここにもう一泊しようかと思ったのですが、ここのあまりの物価の高さにちょっとびっくりしたので、そんならさっさとパリ(Paris)に行っちゃえ、ということで駅でパリ行きのチケットを買いました。ちなみに、どれくらい高いかというと、昨日食べたタイカレーのプレートが一人前18スイスフラン(だいたい$18)、StarbucksのTallのLatteが6.5スイスフラン、と行った感じ。

移動はもちろん、フランスの誇る超特急TGV。そう、ここジュネーブからパリへは、TGVの直行便があるのです。

2等車の席はもう無く、1等車か2時間後の列車の2等車か、という選択を迫られ、迷わず1等車を選択。時間を金で買うこの決断ができるのが大人のいいところ 🙂

1等車は、大きなシートが1列に2−1に配置されたゆったりとしたつくり。車窓から豊かなフランスの国土をのんびり眺めながらの快適な旅でした。3時間ほどで無事、パリの Gare Lyon 駅に到着。TGVだらけだ!

ここから地下鉄に乗り、町の中心のChateletという駅で降り、町のど真ん中にあるホテルにチェックイン。

今日はいろいろとあってちょいと疲れたので、サンドイッチを近所で買ってきてホテルの部屋で夕飯にしました。明日はいよいよパリ観光です。

Written by Kei

July 17th, 2008 at 5:57 am

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