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容疑者Xの献身 (東野圭吾 文藝春秋)

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福山雅治のドラマであまりに有名になったガリレオのシリーズ第3弾。初の長編です。久しぶりにハードカバーの本を読みました。

とても面白かった。これまでのエピソードのどれよりも面白かったです(て、全部読んでないけどw)。湯川助教授も一目置く学生時代からの好敵手が今回の対戦相手。なるほど〜というトリックと、その裏に隠された大きな愛情の描写が見事でした。最後はちょっと泣けたです。

一つ気になったのは、今回は特に科学的なトリックがあったわけではないということ。強いて言えば、アレの検証のシーン、かな? 映画化されるとのことですが、ひょっとしたら映画用に新たなトリックが別に追加されるのかもしれません。福山がこの物語のどこで数式を書きまくるのかがちょっと楽しみです。

Written by Kei

April 28th, 2008 at 1:23 am

Posted in Book

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