JRパスの旅(1) – そうだ京都へ行こう
外国人および海外に永住している日本人しか買えない、という条件があるため、意外にも日本のヒトには余り知られていないのですが、実は JR には、Japan Rail Pass という観光用のパスがあります。
これ、なんと、のぞみ以外の全ての JR に乗り放題、特急券、指定券も取り放題で 1週間28000円という破格のお値段なのです。たしか、成田から東京まで成田エクスプレス乗って、あとは新幹線で京都を往復するとだいたい元が取れる計算。だったらこれ、使わない手はないんじゃない? てことで、今回、日本に行く際に、これ、買ってみました。行く先は迷わず、「京都」。実はワタシ、ミーハーにもJRの「そうだ、京都へ行こう」のCMが大好きで、見かけるたびにいいなぁと思ってたんですよね。ついに実行することができました。
10/17 (WED)
移動初日、まずは品川で朝7時過ぎ発のひかりに乗って京都へ向かいます。時差ボケで朝早く目が覚めちゃう、というのは、実はこういうとき便利だなぁ。京都駅では、あらかじめ予約しておいた貸切タクシーの運転手さんが、名前を書いた札を持って立って待っていてくれました。そう、今回京都はタクシー借り切ってまわろうというなんともお大尽な計画。
まずは、三十三間堂。あぁ、ここ、修学旅行で来た記憶が微かにあるよ。1,000体の観音像、改めてみると圧巻でした。中は撮影できなかったので、JRのサイトで雰囲気感じてください。運転手さんが一緒に来てくれていろいろと説明してくれたのですが、それがとてもわかりやすくて、ずっとフンフンうなずいてました。写真は、三十三間堂の正面。
次は清水寺。やっぱ、京都きたらここでしょう。この坂も、そういえば修学旅行で来たなぁ、なんて思い出しながら坂を登りました。清水の舞台て、よく出来てるよねぇ。
お昼は、清水寺のそばにある「奥丹」というお店で湯豆腐。老舗だそうで、運転手さんのオススメでした。気持ち悪くなるくらい、いっぱい豆腐食べました。
次にいったのは妙心寺。シゲに薦められた、狩野探幽の描いた雲龍図、というのを一度見てみたくて来ました。これはすごかった。残念ながらここも撮影は禁止されていたので、JRのサイトで雰囲気感じてください。写真は、雲龍図のある法堂(奥)と仏殿(手前)。
次に、大原にある宝泉院に行ってもらいました。実は、昔見た JR の CM で、一番心に残っていたのがこの宝泉院のCM。京都に行くときはぜひ、と前々から思っていたのでした。柱と柱の間を額縁に見立てて見る「額縁庭園」、実にキレイで見事でした。
残念ながらこの日は、ここでタイムオーバー。 運転手さんに、この日の宿、俵屋旅館に向かってもらいました。(続く)