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Archive for the ‘Movie’ Category

耳をすませば (1995 スタジオジブリ作品)

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金曜日の夜、夕飯どきに「何か映画でも見ようか」と、何気なく手に取ったジブリのアニメ 「耳をすませば」のビデオ、「あ~、何度見ただろうこれ」と思いつつも、めぐちんと二人してどっぷり見てしまいました。見ているほうが身をよじるほど恥ずかしくなる、甘酸っぱい中学生同士のプラトニックな恋愛物語です。

これまでは、このビデオ見るたびに「んなわきゃねーだろ」とか「こんな中学生もう日本にはいないよ滅んでるよ」とか、気恥ずかしい感じを吹き飛ばすために、なんかにつけていろいろと文句言ったりもしたんですが、今回は「お父さん偉いよ(せりふ棒読みだけど)」と素直に口から漏れました。試験勉強そっちのけでなんかやっている子供をそのままほっておくってのは、わかっててもそう簡単に出来るもんじゃないでしょう。なんか、映画を見る視点が、随分と大人よりの視点になったなぁと思いました。歳取ったってことか? やれやれ。

舞台のモデルとなったのは確か聖蹟桜ヶ丘、ワタシの実家の近くだけあって、風景がとても懐かしいです。特に、日本を離れていると、「あぁ、そうそう、日本の町並みってこういう感じ」と妙にしみじみしてしまいます。現実にこんな中学生がいるなんてワタシは今でも信じていませんが、限りなく現実に近いファンタジー、と考えれば、とてもイイ映画だと思います。

Written by Kei

March 14th, 2005 at 12:41 am

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愛と青春の旅立ち (1982 Paramount)

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「愛と青春の旅立ち、を見たことがない」、とめぐちんにいったら、「じゃあ見よう」、ということになって一緒に見ました。とりあえず感想「リチャードギア、若っ!」

ストーリーは、水兵の親父を持ち、不幸な境遇に育った少年が、何が何でもパイロットになるべく、士官学校でがんばる、というもの。士官学校にいる士官候補生を狙って群がる女性のうちの一人と、リチャードギアがそのうちいい感じになって… これをタイムリーで見て育った世代の人は、この映画に対する評価がすごく高いのですが、うーん、名作? ワタシからみると普通~のラブストーリーなんですよねぇ。話が王道一直線なので、スタンダードを押さえる、という意味では、一見の価値はあると思います。

そうそう、候補生をしごく鬼軍曹がすごくいい味出してます。軍曹役のL・ゴセット・Jrは、これでアカデミー助演男優賞を受賞したそうです。

Written by Kei

January 3rd, 2005 at 10:34 pm

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Hotel Venus (2004年、アスミック・エース エンタテインメント)

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めぐちんが「Hotel Venus」をビデオやサンで借りてきてくれたので一緒に見ました。とりあえず感想、「なんじゃこりゃ?」

ストーリーがちょっと散漫でいまいちのめり込めないのと、クサナギ、そりゃ他人の生活に干渉しすぎだろオイ、って感じ。それと、韓国語にする意味がよくわかんない。別に日本語でもいいじゃん。異国語にしたほうがなんとなく異国情緒が出るから、とかいう理由なんだろうけど、これ、韓国人が見たらそれなりになんか感じるのかなぁ… 絵がきれいなので、夜、酔っ払ったときに環境ビデオ的に流すのにはイイかも知れません。そうそう、白黒である理由もよくわかんない。なんか、白黒の持つ力に逃げているような気がしてならないんですよねぇ。色を使った映像表現をしてほしかったなぁ。

Written by Kei

December 28th, 2004 at 9:36 pm

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加藤登紀子ライブ決定

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何ヶ月か前の BaySpo (ベイエリアで発行されている週刊の日本語新聞) で、森山良子のライブのお知らせがあったのですが、その下のほうにちっちゃく 加藤登紀子ライブ決定 という文字に気がついたヒト、はたして何人いたでしょうか? ワタシ的には、森山良子なんてどうでもいいからもっと詳しく載せてくれ、という感じでした。

それからしばらく忘れていたのですが、つい、ホントウに偶然に Yoshi’s のサイトを先日チェックしたら、なんと 発売されているじゃないですか!! 速攻買いました。ホントウは独り占めしたいくらいだったので出たことも内緒にしておこうかと思ったのですが、チケット買った次の日の BaySpo に載っていたので、あぁ、隠す必要ももうないか、と思ったのでここに書いてみました。

思えば、小学生か中学生のころ、母親? の趣味かなんかで家にあったカセットテープを聞いたのが初めての登紀子体験でした。そのころは「渋い」くらいにか思ってなかったのですが、かの有名なジブリの作品 『紅の豚』 のジーナのセリフや歌声を聴いて、一発でメロメロになってしまいました。余談ですが、『紅の豚』は、ジブリの最高傑作だと個人的には思ってます。統計的に、男のヒトは特にこの映画が好きみたいです。

いや~、それにしてもライブ、楽しみだな~。
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Written by Kei

July 31st, 2004 at 1:55 am

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Cheaper by the dozen (2003)

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これも飛行機の中で見たコメディ映画。考えてみると、実はあまり自分から自発的に映画を見ることってないみたいです、自分 :)

主人公の Tom は12人の子供がいる家族のお父さん。片田舎で学校のフットボールのコーチをやっているのですが、ある日、有名なカレッジフットボールのコーチにならないかとの誘いを受け、家族を連れて都会に引越しするのですが・・・ というストーリー。とにかく、子供が12人いる、という無法状態が楽しいです。笑いでとにかく押し切って、最後はお涙頂戴という感じのお決まりのパターンですが、ま、飛行機で見るのはこれくらいがいいかな、と。

Written by Kei

June 30th, 2004 at 11:39 am

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The School of Rock (2003)

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日本からの飛行機で見た映画。日本でも上映してた気がします。お金が必要なんだけど職が無いロックミュージシャンが、友人の名前をかたって小学校で先生をやってお金を都合しよう、というコメディです。彼に教えることができるのはとりあえずロックだけ、しかし学校は敬虔なクリスチャンスクールで、ロックなんてもってのほか。でも、彼はその小学生達の中にそのロックの才
能があるのを見いだし、課題と称して、学校には隠しつつ生徒にバンドの練習をさせて、それを発表しようとするのですが・・・

生徒に Highway Star を一から教えるシーンや、ギターアクションを真剣に生徒に伝授するシーンや、座学としてロックのジャンルや歴史を教えているシーンなんかは、ロック好きならかなりツボにくるのですが(実際飛行機で大笑いした)、映画そのもののクオリティとしてはまぁ並というのが妥当な線かと思います。エンターテイメントとして、飛行機で見るには最適の映画かと。

Written by Kei

June 16th, 2004 at 10:49 am

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Lost in translation (2003)

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Lost in translation

映画自体は正直微妙です。

割と人気になった日本が舞台の映画、「Lost in translation」 の DVD を、めぐちんとおのちゃんと3人で家で見ました。見終わった最初の感想、「なんだこりゃ?」 。おのちゃんも、「なんだこりゃ?」。

なぜ、 「なんだこりゃ?」 になっちゃんだろうな? ってのをちょっと考えてみました。恐らくは、We lost nothing in translation. だからなんだろうな。だって、日本語も英語も、何言ってるかわかるもん。これ、英語しか分からないヒトが見るから面白いものだと思うんだよネェ。たとえば、日本語の会話が全部中国語とか韓国語だったら、かなり面白いんじゃないかなぁ、と思いました。

外国人から視線から見た東京の感じが、とてもよく撮れている映画だなぁ、と思いました。こないだ帰ったばかりなのに、また、すごく東京恋しくなりましたよ。それから、Scarlett Johansson だっけか? ヒロインの女の子、よかったなぁ。

Written by Kei

June 14th, 2004 at 2:59 pm

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Miracle

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これまたちょっと前の話になるのですが、Miracle という映画を見てきました。結構CMを頻繁に流していたので、知っているヒトも多いと思います。1980年の冬季オリンピックで、そのころ史上最強と呼び声の高かった・Aのアイスホッケーチームに、若手寄せ集めのアメリカのアイスホッケーチームが立ち向かうという、実際にあった話です。タイムリーでこれを見てきた Jill(英語の先生) によると、実際にアメリカでは、この年このオリンピックの後、アイスホッケーが大ブームになったそうです。

実はワタシ、この映画見る前に、Miracle on Ice っていうドキュメンタリーも見たんですが、この映画は、きっちり歴史に忠実に作られてます。映画だから適当にストーリーを仕立てて盛り上げちゃえ~、っていうのは全然ナイです。Kurt Russell が演じるアメリカの監督が、本物に姿格好が似てるのがまたリアルです。もちろん、出演者全員、日本でキムタクがやっているあのドラマよりホッケーが全然上手です 🙂

その当時の熱狂ぶりがすごく伝わってくる、ホントにいい映画でした。ワタシがホッケーが好き、っていうのもあるのですが、それを差し引いても素直に感動できると思います。一緒に行っためぐちんや小野ちゃんも感動してましたよ。本当にこんなことがタイムリーでおきたら、そりゃあ国中大熱狂するよなぁ。1980年を体験したヒトがうらやましいです。
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Written by Kei

February 19th, 2004 at 12:04 pm

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